【悪用厳禁】相手の視線からわかる心理

人は目の前で起きた物事や刺激を、五感から脳へ取り入れ、思考を通して処理し、これまでの経験や知覚と照らし合わせて反応を示しているという学説があります。そこでは、相手の視線の動きから心理状態がわかる「アイシング・キュー」という考え方があります。これを知ることで相手が視覚的イメージを思い浮かべているか、音を聞いているのか、何を感じているのかがわかるのです。以下ではその詳細について書いています。また、言葉だけでは理解が難しいと思うので最後に画像を載せていますのでぜひ見てください😇

まず、視覚的イメージを思い浮かべているときには、視線は上へ動くとされています。さらにその方向があなたから見て右上であれば「思い出している」ことになり、左上であれば「考え出そうとしている」と思って良いでしょう。例えば相手が昨日のネクタイの色を思い浮かべたとすれば、色は視覚で処理するものなので相手の視線はあなたからみて右上へ向くはずです。一方で、ネクタイの色を考えているならば、向かって左上を見ます。これらの傾向から、視線の動きは相手が嘘をついているかどうかを知る手がかりになります。例えば、あなたが相手に昨日訪れた場所について質問した際に、相手の視線が左上に動いたとすれば「思い出そうと」しているのではなく、「考え出そうと」していることになり、嘘をついている可能性が高いということになります。

さらに、視線が水平に右、左に動く場合、音や声のような聴覚的イメージを考えています。ここでも、視線が右か左に動くかで思い出しているのか、考え出そうとしているのかが分かります。たとえば、同僚の声を思い出そうとしているのであればあなたから見て水平に右に向くはずです。

最後に、感覚や感情、触覚を思い浮かべる場合には、視線は向かって左下へ動くはずです。昨日のお風呂のお湯は熱かった？ぬるかった？や、今の靴の中の足先はどんな感触がする？などと質問してみればわかると思います。

以上のことから、相手とのコミュニケーションを円滑にとっていくために、こういった心理テクニックを使って行けたらいいなと思い共有させて頂きました！